中上貴晶「多くの新パーツをテスト。バイクのフィーリングはかなり良かった」/MotoGPカタルーニャ公式テスト

 6月7日、2021年MotoGPカタルーニャ公式テストがスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は3番手に入った。

 MotoGP第7戦カタルーニャGPで14番グリッドから決勝に臨んだ中上は、好走を見せたもののロングラップ・ペナルティの影響で上位フィニッシュのチャンスが潰え13位に終わっていた。レースの翌日に行われた公式テストでは新しい空力コンポーネントやエンジンマッピング、そのほか様々なパーツや設定を試しながら67周を走行。貴重なデータを集めながら午後のアタックで1分39秒702の3番手タイムをマークしている。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(公式テスト:3番手)
「今日は僕たちにとって非常に重要なテストでした。全体的にバイクのフィーリングはかなり良く一貫性がありました。カタルーニャGPの週末よりもずっと良かったです。新しいウイングを含む多くのパーツをテストし、使用する価値のあるパーツもありました。今日はセッション開始から終わりまでとても忙しく、メカニックたちは懸命に働いていました。チーム全員に感謝したいです。次のドイツでのレースを楽しみにしています」

2021年MotoGPカタルーニャ公式テスト 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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