パドレスが快勝で連敗ストップ カブスは地区2位に転落

【カブス4-9パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは制球の定まらないカブス先発のアドバート・アルゾライを攻め、ブライアン・オグレイディの1号2ランなどで3回までに4点を奪ってノックアウト。先発のライアン・ウェザースが4回表に3点を失い、1点差に詰め寄られたが、中押し、ダメ押しと効果的に得点を奪い、9対4で快勝した。勝利したパドレスは連敗を2でストップし、首位ジャイアンツに1.5ゲーム差に接近。一方のカブスは同率首位に並んでいたブリュワーズに0.5ゲーム差をつけられ、地区2位に転落した。

パドレスのヒーローとなったのは、この日メジャー再昇格を果たしたばかりのオグレイディだ。3回裏にリードを4点に広げる1号2ランを放つと、8回裏にはダメ押しの9点目となるタイムリー二塁打。再昇格して即スタメンに起用され、早速結果を残した。また、マニー・マチャドも犠飛2本と8回裏の8号ソロで3打点を叩き出す活躍。リリーフ陣は3番手のピアース・ジョンソンがイアン・ハップに7号ソロを浴びたものの、終盤の4イニングを2安打1失点で乗り切った。

敗れたカブスは先発のアルゾライの制球が定まらず、4回途中までに5つの四球を与える乱調。3回までに4点を失い、4回裏先頭のトミー・ファムを歩かせたところで降板となった。リリーフ陣も3番手のキーガン・トンプソンが6回裏に2失点、5番手のコリー・アボットが8回裏に3失点(自責点は1)と役割を果たせず、ズルズルと点差を広げられる展開に。5月最終日に首位浮上を果たしたものの、1週間でその座から陥落した。

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