【東京五輪】コチュジャン持参…竹島問題で怒りの韓国右翼団体が珍パフォーマンス

問題が山積だ

東京五輪ホームページにおける竹島(韓国名・独島)の表記問題に抗議する韓国の右翼団体が、在韓日本大使館前で〝珍パフォーマンス〟を披露した。

韓国メディア「ニュース1」によると、8日に「愛国国民大連合」など複数の市民団体が日本大使館前で抗議デモを展開。その中で同団体のオ・チョンド代表が大暴走した様子を伝えている。

オ代表はまず、旭日旗が印刷された紙を次々と引き裂いて足で踏みつけに。さらに「パンデミックの中での東京五輪はボイコットせよ」などのフレーズが書かれたプラカード2枚をハサミで切り刻み、それを燃やそうとしたところで警官に制止された。

しかし、オ代表は止まらない。今度は「独島は大韓民国の領土だ」と叫びながら大使館が入居するビルの柵を乗り越えようとするも失敗。すると「日本に辛さを見せる」と叫んであらかじめ用意していたコチュジャン(韓国の辛味噌)を旭日旗に塗りたくろうとして再び警官に取り押さえられた。その上で「自国の領土が蹂躙されており、外交断絶戦争だ。五輪に選手団を派遣するな」と主張した。

訴えが日韓両政府に届いたかはともかく、珍妙なパフォーマンスで世間の耳目を引くことには成功したかもしれない。

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