DeNAが大敗で交流戦首位陥落 ピープルズは〝来日最悪〟4回途中7失点KO「申し訳ない」

4回に西武打線の集中打を浴び、マウンドで立ち尽くすピープルズ

DeNAが8日、西武戦(メットライフ)で3―8と大敗し、連勝ストップ。交流戦同率首位から陥落し、その座は楽天に奪われた。

先発のマイケル・ピープルズ投手(29)が4回を投げ切れず5安打7失点と大乱調だった。3回二死までは無安打投球。しかし愛斗にフルカウントから低めのツーシームを左中間へ運ばれ、この試合で初被安打となる同点ソロを被弾した。

さらに4回無死一、三塁の場面では右ひざ付近に山川のライナーが直撃するアクシデント。捕球後に本塁返球を試みたものの悪送球となり、三塁走者が生還して2点目を献上した。ベンチで治療を受けてから投球を再開したが、無死二、三塁から呉念庭に中前へ2点適時打、さらにスパンジェンバーグにも左中間本塁打と4連打を浴びて途中降板。2番手の平田にマウンドを譲った。

ピープルズは来日2年目で最短KOとなる3回0/3で自己ワーストの7失点(自責6はワーストタイ)という内容に終わった。

背信投球で今季2敗目を喫した助っ人右腕は「序盤は良いスタートが切れ、振ってくる打者に対して早いカウントでアウトが取れましたが、点を奪われた4回はボールが先行して歩かせてしまい、そこから長打を浴びるという悪い流れのピッチングになってしまいました。チームに申し訳無いです」と振り返った。

打線も相手を大幅に上回る15安打を放ちながら13残塁で3得点に終わり、攻め切れなかった。

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