門倉健前コーチの帰宅に中日・与田監督は安堵も… 二軍投手陣炎上との気になる関係

門倉氏(写真)の無事確認に与田監督も安堵の表情だったが…

中日・与田剛監督(55)が8日の楽天戦(楽天生命)後、失踪から6日夜に横浜市内の自宅に戻ったことが判明した前二軍投手コーチの門倉健氏(47)について初めて言及した。

門倉氏は5月15日から二軍の練習を無断で休み、球団に退団願を郵送して受理されていた。今月7日に妻の民江さんが、同氏の公式ブログで6日夜に帰宅し、うつ病と診断されたことなどを報告。球団にも7日午前に連絡が入っていた。

与田監督は「とにかく無事でいてくれることしか、我々は願っていなかった。それ以外のこと、真相は分からない。実際、会ったわけではないが、とにかく無事だけが確認されたのであれば、もう安心。それだけですね」と安堵の表情を浮かべた。

今後、二軍投手コーチの補充に関して「それはまた改めて発表します。特に発表がなければ、そのままで」と明言を避けた。

そんな中、門倉氏が行方不明となり、退団発表されると、二軍投手陣の炎上が勃発。6月に入って8日現在、6試合で計36失点を喫し、1試合平均は6失点の惨状だ。

二軍関係者は「6月になって2桁失点したゲームが2試合もある。門倉コーチが退団したことでお世話になった投手たちに多少の動揺があるのかもしれない。本人の復帰は無理でも、減ってしまった投手コーチを補充した方がいいかもしれない」と指摘する。

ただ、球団幹部は門倉氏が病気が完治した場合の復帰について「それはないです」ときっぱり否定したが、今後どうなるか。

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