門田隆将氏 立民・本多議員発言めぐり福山幹事長に「お得意の“議員辞職では済まない”は?」

門田隆将氏

ジャーナリストの門田隆将氏(62)が9日、ツイッターを更新。立憲民主党・本多平直衆院議員(56)の“性交同意”発言をめぐり、火消しに回った福山哲郎幹事長(59)に対し、強烈なひと言をお見舞いした。

門田氏は「本多平直氏の異常発言に『言い過ぎたので撤回と本人が言っているのでそれでいいではないか』と言ってのけた福山哲郎幹事長」と切り出すと「お得意の『議員辞職では済まない』はどうした」と“挑発”した。

続けて「森喜朗氏を始め本人が謝罪撤回しても嬉々として攻め続けた立憲。こんなデタラメな党が大手を振る日本」と厳しく指摘。フォロワーからは「森喜朗氏の対応に重ねて公平な対処を求めるなら議員辞職が妥当だと思いますけど」「まさにダブルスタンダード! 他人に厳しく身内にあまい」「女性蔑視発言であれだけ騒いでいた連中がこれほどひどい性搾取発言を謝ったら終わりなんて」など、厳しい意見が相次いだ。

立民党は性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)で、SNS時代に対応して中学生を性被害から守るための議論をした際、本多議員は「自分が14歳の子と性交したら、同意があっても捕まることになる」「年の離れた恋愛関係もある」などと主張。成人と中学生の性行為を一律に取り締まることに慎重な姿勢を見せたという。

WTでは、刑法で性行為が一律禁止される男女の「性交同意年齢」を現行の「13歳未満」から「16歳未満」に引き上げることを議論していた。我が国の基準は100年以上前から変わっておらず、国際的にその低さが指摘されていた。

一連の本多議員の発言は、4日に産経新聞がスクープ。当初は名前が伏せられていた。福山幹事長は7日、「本人が『撤回』と言っているので、それでいいのではないか」と話し、発言者を公表しなかった。ところが、その後に実名が報じられると一転。本多氏は名乗り出て謝罪し、福山幹事長は口頭で厳重注意したとコメントを出した。

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