日本代表に追加招集されたFWオナイウ阿道(25=横浜M)が、サプライズパフォーマンスでスターへの第1歩を踏み出す。
オナイウは今季のJ1で日本人トップの10ゴールを量産。抜群の決定力が開花しつつあり「(前回招集時は)出場機会がなかったし、信頼も勝ち取ることはできなかった。今回はチームも好調で自分も結果を出せている。同年代の選手や年下の選手に負けていられない」と闘志をむき出しにして、A代表デビューとゴールに強い意欲を見せる。
プレーでの結果はもちろんだが、ファンやサポーターへの〝アピール〟にも強いこだわりを持つ。横浜Mでは子供向け番組の体操をもとにしたゴールパフォーマンスが話題になっている。
「できたら〝何か〟やりたい。チームだからやって代表だからやらないというのはない。家族もそういうのを楽しみにしているので、やる機会があればぜひやりたい」と新ネタも含めてパフォーマンスを検討中だ。
ただ目立ちたいからやるわけではない。
「サッカーを好きな親御さんやお子さん、自分の家族や娘たちに近い年代の子供たちが好きなテレビだったり、そういうのをパフォーマンスでやることによって、もっと個人を知ってもらうことになる。代表のチームもいろんな面から取り上げられてもらえると思うので、いろんな面からサッカーを盛り上げられたら」と熱い思いを語った。
11日のセルビア戦(ノエスタ)ではA代表デビュー弾とともに、どんなパフォーマンスが飛び出すか楽しみだ。