家飲みで手軽に高級酒 小瓶サイズで販売 10日から限定2700本 千代の光酒造

 千代の光酒造(妙高市)は10日、「千代の光 晩酌の大吟醸」=写真=を発売する。300ミリリットル瓶で税込み550円。通常の半値以下といい、限定2700本。

 コロナ禍で増えた家飲みの時間に、最高級の大吟醸を手軽に味わってもらえればと考えた。精米歩合は35%。兵庫県産の山田錦を原料米に使い、コメの芯のみで醸した。リンゴのような香りや品の良い甘み、切れのある後味が特徴という。

 ラベルを自社で作るとともにシンプルにすることで経費を抑え、特価を実現した。

 小瓶サイズにしたことを踏まえ、池田剣一郎常務は「普段日本酒を飲まない方に、おいしさに気付いてもらうきっかけになってくれれば」と話している。

 「晩酌の大吟醸」は妙高市、上越市の酒販店約70店で取り扱う。

 問い合わせは同社(電0255・72・2814)へ。

© 株式会社上越タイムス社