お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(47)が9日、オンラインで、自身が書き下ろしたノンフィクション作品「母ちゃんのフラフープ」のトークイベントを行った。
昨年8月に母・久仁子さんががんのため72歳で死去。容赦なく訪れる親の死を前にどんなお別れができるのか。同作には、淳の母への思いや自身の死生観などがつづられている。
「どう死にたいかは、どう生きたいかというのは一緒」と言う淳は、すでに4歳の娘にも自分の死後について伝えているという。
「『パパが死んだらこうしてね』と。自分でギターで弾いた『マイウエイ』を葬式でかけるんです。なので今すごいギター練習している。いま死んだらへたくそな『マイウエイ』がかかりますが、ここから10年後、20年後は(もっとうまい)『マイウエイ』がかかる」
すでに同書は家族にも渡し済み。母の墓前にも持って行ったことを明かした。
淳は「父ちゃんの言葉がうれしかったです。『最後までよく書き上げてくれました』という言葉が一番うれしかった」と話した。