AKB48・向井地美音 初舞台に緊張!?「『私、大丈夫かな』ってすごく不安だった」

ダンスを披露する向井地

新装した紀伊國屋ホール(東京・新宿)のこけら落とし公演「新・熱海殺人事件」にWキャストで出演する、AKB48グループ総監督の向井地美音(23)と元乃木坂46の能條愛未(26)が初日前日の9日、一部シーンをメディア公開した。

2人が演じるのはヒロインの婦警・水野役。同作で初めて舞台を演出した、フジテレビの名ドラマ監督・中江功氏は「能條愛未の床を拭くとこが見どころ」と語っていた。だがカメラのシャッター音がひと際鳴り響いたのは、男に抱かれウットリした表情を浮かべる色っぽい場面。

その能條が「ホントに全く違うWキャスト」と言うように、かたや向井地は「ロリキャラ」で、「今までたくさんの方がやられてきた水野とは全く違う新しい水野になっていると思うので、そこを注目していただきたい」と舞台挨拶でアピール。「AKB48から外に飛び出して舞台に挑戦させていただくのは今回が初めてなので、いきなりこんなに歴史ある、重みのある舞台で『私、大丈夫かな』ってすごく不安だった」そうだが、なかなか堂に入る演技だった。

中江氏によれば「テレビを30何年やってんですけど、大体現場でちょっと若い奴で『おい!』って奴がいっぱいいるんですけど、今回一人もおらず、すごい気持ちのいい現場だった」そう。

同作は21日までで、24~27日のこけら落とし公演第2弾も“熱海”の異端バージョン「改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン~復讐のアバンチュール~」。こっちの水野役・元HKT48兒玉遥(24)は「部長(主役)の愛人役っていう設定でして、でも皆さんの思っているような愛人とはちょっと違って複雑なんですが…」とコメント。この日はその切ない情感タップリな演技を披露した。

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