巨人戦快投のオリ・宮城「ネッピー度95%」は本当か

長髪でネッピー化が進んでいる宮城

オリックスの宮城大弥投手(19)があの最強マスコットを襲名!? 高卒2年目ルーキーの宮城は9日の巨人戦(京セラドーム)に先発し、7回を1安打1失点、毎回の13奪三振の快投を披露。無安打無失点で迎えた7回に岡本和に初安打となる一発を許したが、3―1で6勝目をマークし「テンポよく自分のペースで投げられた。ノーヒットは意識せず、1回ごとに集中して入った。(本塁打は)丁寧に行って打たれたので大胆にいけばよかった」と振り返った。

そんな宮城がSNSで「ネッピーに似ている」と話題になっている。ネッピーとは1991年から2010年までの球団マスコットで95、96年の連覇を支えた強さの〝象徴〟でもあった。11年から現在のバファローブル&ベルにその座を譲ったが、引退後も神戸や京セラの企画イベントなどに何度か登場している。

ツイッター上では宮城の姿が「どんどんネッピー化が進んでいる」「ネッピー度95%くらい」「ネッピーに激似だな。ひょっとして寄せている?」「ネッピー宮城くん 愛おしくてたまらんから髪切らないで」「ネッピーとのコラボグッズ出ないかな」と評判となっている。おとなしい性格でこれまで四千頭身の後藤に似ていると言われていたが、ゲン担ぎで長髪にし始めて5連勝の快進撃。パーマの髪の毛が帽子からどんどんあふれ出し、すっかりトレードマークとなってきた。

絶賛売り出し中だけに球団関係者も「ウチの歴史ですからそう言ってもらえるのはうれしいですよ。なんならもっとネッピーに寄せていってもらってもいいくらい」と〝ネッピー宮城〟に乗り気だ。定着させるには、散髪しないことを祈るばかりか…。

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