ガソリンスタンドで給油中の車から火が出たら… 業者と神奈川・横須賀市消防局が合同訓練

ガソリンスタンドで給油中の車両(右端)付近からの出火を想定し、消火訓練を行う湘南菱油の社員と消防隊員=横須賀市日の出町3丁目

 三浦半島を中心にガソリンスタンド(GS)15店を展開する湘南菱油(横須賀市)と同市消防局は9日、同市日の出町3丁目のGSで火災を想定した合同訓練を実施した。

 同社の社員ら計約60人が参加し、消火設備の操作方法の確認や、タンクローリーからの軽油流出を想定した訓練を実施。給油中の車両付近からの出火を想定した訓練では、119番通報から初期消火、消防到着後の消火活動までの連携を確認した。

 同社の大庭大社長(44)は「事故がないのはいいことだが、裏を返せば頭でしか理解していないということ。隣り合わせの事故に対する訓練を緊張感を持ってやることが大事」と気を引き締めていた。

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