レッドソックスのクリスチャン・バスケス捕手(30)は9日(日本時間10日)に今ではチームに欠かせない存在となった澤村拓一投手(33)を「状況に応じた投球術をよく知るベテランでありながら、楽しいことが好きな性格を持つ、素晴らしいチームメート」と評した。
澤村はチーム61試合中、全て救援で22試合に登板し、2勝0敗、4ホールド、防御率2・63。最近10試合での自責点はわずか2だ。キャンプ中からバッテリーを組んでいるバスケスは、「彼の球を受けるのはとても楽しい。(高速)スプリットは、動きの大きいシンカーだと思って反応するようにしている」と明かす。
澤村は高速スプリットを武器に24イニングで33三振奪っている。バスケスは「日本とは違った雰囲気で三振を奪うというのは、彼にはとても必要なこと。ファンも、僕らも、彼の情熱的なパフォーマンスを見たいと思っている。これこそが、メジャーリーガーとしての役目だと思う」と絶賛した。
同時に澤村の姿勢に感心しているという。「今の球は良かったのか?もっといい配球はないのだろうか?と、彼はよく質問をしてくる。とにかく我々はよく確認するし、前向きな話し合いをしているんだ」
勝利の方程式に組み込まれつつある澤村。今後もチームのために投げ続ける。