大谷のスプリットは「最強の決め球」MLB公式サイトがデータで証明

大谷が投げるスプリットは魔球だ

エンゼルスの大谷翔平投手(26)の投げるスプリットが今季のメジャーで最も打たれず、空振りを奪う最強の決め球であることが9日(日本時間10日)に分かった。米大リーグ(MLB)公式サイトのサラ・ラングス記者が自身のツイッターで紹介した。

今季の大谷のスプリットの被打率は3分7厘(54打数2安打)でこれはメジャートップ(最低50打席)。41三振奪っている。ちなみに2018年は55打数2安打の被打率3分6厘で35奪三振だった。

2位は4月14日(同15日)のインディアンス戦でノーヒットノーランを達成したホワイトソックスの左腕ロドンのスライダーで4分4厘だ。3位はアストロズの右腕ガルシアのカットボールで7分7厘。4位以下はインディアンスの右腕ショーのカットボールで8分、メッツの右腕デグロムのスライダーが8分1厘、パドレスのダルビッシュ有投手(34)のスライダーで8分3厘となっている。

また、大谷のスプリットの空振り率(最低70スイング)は63・9%。2位はカブスの守護神キンブレルのナックルカーブの59・7%で、3位はエンゼルスの左腕サンドバルのチェンジアップで57・7%。4位以下はジャイアンツのウェブのスライダーが56・6%、レイズの右腕グラスノーのカーブが56・3%、メッツのデグロムのスライダーが56・1%だ。

大谷の次回登板は11日(同12日)の敵地ダイヤモンドバックス戦の予定。2勝目を挙げた4日(同5日)のマリナーズ戦は6回で10三振を奪っている。2試合連続で三振の山を築けるか楽しみだ。

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