BMW、電気自動車『iX』の初期生産モデル“ローンチ・エディション”のオンライン先行予約開始

 シティコミューターの『i3』、スーパースポーツの『i8』に続く第3のモデルとして、2021年秋の本格導入が予定されているBMW iシリーズ初のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)新型『BMW iX』だが、その初期生産モデル“ローンチ・エディション”の先行予約注文が6月9日より開始され、BMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)にて受付開始となっている。

 BMWの電気自動車ブランドとなるBMW iにおいて、初のSAVとして登場する『BMW iX』は、既存ラインアップの中軸車種『X5』の全長と全幅、『X6』の全高、そして旗艦『X7』のホイールサイズによるパワフルなプロポーションを実現。5名乗車での高級感と、ラウンジのような雰囲気によるリラックスした空間感覚を追求したという。

 センタートンネルのないインテリアでは、ゆったりとした空間と高品質素材の組み合わせ、スリムなダッシュボード、ヘッドレストが一体化された新開発のシート、およびひときわ大型のパノラミック・ガラス・ルーフによってゆとりの空間演出がなされる。

 また、視界に入らないように統合されたスピーカー、複雑なデザインのエア吹き出し口、ダッシュボードの表面にシームレスに統合されたBMWヘッドアップ・ディスプレイのプロジェクターに加え、ブランド初採用となる六角形のステアリング・ホイールが先進感を演出する。

 その『BMW iX』に用意された今回の“ローンチ・エディション”は、『BMW iX xDrive40』と同『xDrive50』の初期生産モデルとして、スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ等の上質な室内空間を演出する装備を含むファースト・クラス・パッケージに、フロント・アクティブ・ベンチレーション・シート等の室内の快適性を向上させる装備を含むラウンジ・パッケージ、そして専用のホイール等スポーティーなデザイン装備を含むスポーツ・パッケージ全てを採用したモデルとなっている。

 そのファースト・クラス・パッケージには、ソフト・クローズ・ドアやクリア&ボールドのインテリア・スタイリング、サンプロテクション機能を持つクライメート・コンフォート・ガラスを採用。

 ラウンジ・パッケージでは異なるインテリアトリムが用意され、『BMW iX xDrive40』ではSuiteレザー・アミドが、同『xDrive50』にはSuiteレザー・カスタネアの各トリムが適用される。

新型『BMW iX』の初期生産モデル“ローンチ・エディション”の先行予約注文が6月9日より開始される
第5世代BMW eDriveテクノロジーを搭載したパワートレインは、最高出力370kW(500PS)以上を発生する2基の電気モーターにより、0~100km/h加速を5秒未満でこなすパフォーマンスを有する

■カタログモデルを含む全車がBMWオンライン・ストアのみで予約注文が可能

 一方、車両全体ではアルミスペースフレーム構造とカーボンケージによる軽量化や、前後のアンダーフロア、そしてホイールハウスの入念なエアロダイナミクス対策により空気抵抗を軽減し、Cd値(空気抵抗係数)0.25という傑出した数値を達成。

 そんなキャラクターラインを減らしたミニマムなデザインのエクステリアでは、空力性能にも配慮した22インチのエア・パフォーマンス・ホイールを装着する足元にブルーのブレーキ・キャリパーが組み合わされるとともに、スポーティーなフロント・エプロンとバンパー、ダーク仕上げが施された印象的なグラフィックのリヤコンビネーションランプとなるスポーツ・パッケージを装備する。

 さらにharman/kardonサラウンド・サウンド・システムを搭載する『xDrive40』に対し、『xDrive50』ではBMWレーザー・ライトを筆頭にBowers&Wilkins製のダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムやインテリア・カメラを含むテクノロジー・パッケージも装備され、電動モビリティの旗艦にふさわしい先進性が備えられている。

 ボディカラーは『xDrive40』がソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクト、ミネラル・ホワイトの2種類、『xDrive50』にはBMW Individualアベンチュリン・レッドが用意され、価格はそれぞれ1155万円と1373万円に。カタログモデルを含む全車がBMWオンライン・ストアのみで予約注文が可能となり、日本における正式発表後は、早い段階での納車が約束される。

『BMW iX xDrive40』ではSuiteレザー・アミドが、同『xDrive50』にはSuiteレザー・カスタネアの各トリムが適用される
視界に入らないように統合されたスピーカー、複雑なデザインのエア吹き出し口、ダッシュボードの表面にシームレスに統合されるHUDプロジェクターなど、先進的なデザインに(日本仕様は全車右ハンドル)

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

© 株式会社三栄