第24代高校生平和大使 長崎県内8人選出、全国30人以上 過去最多

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 スイス・ジュネーブの国連欧州本部に核兵器廃絶を求める署名を届けている高校生平和大使の派遣委員会は10日、第24代高校生平和大使の長崎県内選出8人を発表した。7月4日までに全国から30人以上選出する。ともに過去最多。8月に予定しているジュネーブ渡航は、新型コロナウイルスの収束などを条件に判断する。
 8人は▽林田望愛(のあ)さん(16)=県立長崎西高2年▽塚根みづなさん(15)=県立ろう学校1年▽安野由布里さん(16)=県立長崎東高2年▽川端悠さん(16)=長崎日大高2年▽羽山嵩裕さん(16)=県立島原高2年▽富崎莉早さん(17)=鎮西学院高2年▽神浦はるさん(16)=青雲高2年▽吉井伶奈さん(16)=県立佐世保北高2年。羽山さんは雲仙市から初めて選出された。今後は街頭署名活動などに取り組む。
 16都道府県で選考する。最多選出の背景には、昨年度の海外活動がコロナ禍による制限を受けたため、高校生の多様なアイデアを元に国内の活動を拡大する狙いがある。8月下旬に広島市に集まり結団式を開く予定。
 派遣委の平野伸人共同代表(74)は「(高校生は)被爆者の声を聞ける最後の世代。コロナ禍を契機にして新しい行動を起こし、長崎の平和運動の中心になってほしい」と期待する。
 平和大使は1998年にできた。例年、国連を訪問し、これまでに200万筆以上の署名を届けている。