サッカー男子 九州王者 国見敗れる 守備の不安立て直せず 第73回長崎県高校総合体育大会 第6日

【サッカー男子準決勝、国見―長崎総合科学大付】後半1分、国見のMF川添(中央)がドリブル突破を図るが、相手に囲まれる=県立百花台公園サッカー場

 九州王者の国見は長崎総合科学大付に力負け。決勝を前に姿を消した。U-18日本代表候補のGK緒方、同じくU-17候補のMF北村を擁する好チーム。2010年以来の全国舞台は冬に持ち越しとなった。
 今大会は守備の不安を立て直すことができず、3回戦で諫早に1失点、準々決勝で島原商に2失点していた。この日は2月の九州新人大会を制した時からスタメンを6人変更。フィジカルが強い長崎総合科学大付に対応しようとしたが、踏ん張れず前半11分までに2点を失い試合を難しくした。木藤監督は「立ち上がりがすべて」と悔やんでいた。


© 株式会社長崎新聞社