8月開催のル・マン24時間レース、ACOが約5万人の観客入場を認めチケット販売へ

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 6月10日、“世界三大レース”のひとつに数えられるル・マン24時間レースの主催者であるACOフランス西部自動車クラブは、8月18~22日に開催される2021年大会において、通常の収容人数の20%にあたる「約5万人」の観客の入場を許可することを確認した。

 これにあわせてアナウンスされたチケットのインフォメーションによると、観戦券は現地時間の6月21日(月)10時から発売開始となるが、ACOメンバーはその3日前からの予約が可能だという。

 9月に行われた昨年のル・マンは、夏以降フランス国内でのCOVID-19感染例が増加したため、一度は限定入場可とした観客の受け入れを中止し、無観客での開催を余儀なくされた。この苦い経験を持つACOは、新型コロナウイルスに係るフランス政府の規制に従い、人数を制限しつつファンを迎えて開催する2021年大会の計画の概要を発表している。

 組織のトップであるピエール・フィヨンACO会長は先月、コロナウイルスの感染拡大を防ぐための一定の対策を講じた上で、ファンがレースに参加できることを「確信している」と述べていたが、今回のACOのアナウンスはそれに続くものだ。

 週末のレース参加者は48時間以内に行われたPCR検査の陰性結果と完全なワクチン接種の状況を示すフランス政府の“ヘルスパス”の提示、または15日から6カ月以内にCOVID-19に感染していたことを示す証明が必要となる。

 サーキットのドアは8月18日(水)に行われる最初のフリープラクティスにあわせて開放される予定。ACOはいくつかのキャンプ場と駐車場がオープンするとしている。一方、14日の車検と翌15日に実施されるテストデーは非公開で行われることが発表された。

 また、ル・マン名物のひとつである移動遊園地、ならびにコンサートはコロナウイルス対策のため今年は開催されない。しかし、ACOは他のオフトラック・エンターテインメントが利用可能になることを示している。

 なお、状況が変わりレースが中止、あるいは2年連続で無観客開催となった場合には、すべてのチケット購入者に対して全額返金することが保証された。

2021年ル・マン24時間レースのスケジュール