【RIZIN】朝倉海が改めて海外挑戦へ強い意欲「世界の選手と戦うためにどうすべきかを考えながら練習」

オンライン会見で意気込みを語る朝倉海

格闘技イベント「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)の出場全選手インタビューが11日にオンラインで行われ、朝倉海(27)が改めて世界進出へ強い意欲を示した。

開幕するバンタム級トーナメントでは優勝候補の大本命と目される中「油断は全くしていない。一戦一戦しっかり勝ちたい」と意気込んだ。昨年大みそかに堀口恭司(30)に敗れ、かねて公言する海外挑戦へ寄り道する形となったが、「最終目標は世界王者なので、世界の選手と戦うためにどうすべきかを考えながら練習している」と思いはぶれない。

レスリング練習で組みの部分を強化し、さらに自身のユーチューブで共演した〝反逆のカリスマ〟こと格闘家の魔裟斗(42)の助言により「走り込み、階段ダッシュ、縄跳びのトレーニングを取り入れた。減量も栄養バランスをしっかり考えた方がいいと言われて、食事を気にするようになった」と基礎的な部分から見直した。

全ては世界を見据えてのもの。「常に言っているように目標は世界で堀口選手に勝つことではない。もしその途中でのリベンジなら、やらない理由はない」と雪辱はあくまで通過点。まずはトーナメントを制して目標の世界へと突き進む。

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