【東京五輪】ワクチン接種枠の拡大 橋本会長も接種へ「早い段階で準備が整えば」

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が11日、都内で定例会見を行い、ワクチン接種体制の拡充に意欲を示した。

米製薬会社大手ファイザー社から無償提供された新型コロナウイルスワクチンは、すでに1日から日本選手団への接種がスタートしていた。その中で、今後は審判や選手との接触が多い関係者など約1万8000人を対象に、18日から東京都庁でワクチン接種を開始すると明かした。6月末には1度目の接種を受けてもらい、東京五輪の開幕日(7月23日)に2度目の接種を完了させる予定だという。

また、国内メディアや要人対応ボランティアにまでワクチン接種枠を拡大する方向で、政府が国際オリンピック委員会(IOC)等と調整を進めているといい、橋本会長は「連係して無駄なく接種を進めていきたい。私も選手と接する機会が多くなるので、早い段階で準備が整えば接種を受けたい」とコメントした。

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