日本代表は11日に行われた国際親善試合セルビア戦(ノエスタ)で1―0と勝利し、欧州の強豪を撃破した。
FW大迫勇也(31=ブレーメン)がけがのため離脱した日本は、1トップの位置にMF古橋亨梧(26=神戸)が入り、MF南野拓実(26=サウサンプトン)やMF鎌田大地(24=Eフランクフルト)など主力が先発した。
前半は押され気味だった日本だが、しのいで0―0で折り返すと、後半に入ってセットプレーでチャンスをつかむ。
後半3分、右CKを鎌田が中央へ入れると、DF谷口彰悟(29=川崎)がヘッドで左サイドへ流す。するとそこへ絶妙のタイミングで駆け込んだMF伊東純也(28=ゲンク)が右足で合わせて先制に成功した。
さらに19分にはカウンターから右サイドで伊東が抜け出し、左サイドでフリーになったFWオナイウ阿道(25=横浜M)がネットを揺らすがオフサイドでA代表デビュー弾は幻となった。
その後はセルビアの反撃にあうも、守備陣が粘って完封。セルビアは主力を欠いていたとはいえ、欧州の強豪から白星をつかみ取った。
今秋から始まる予定のカタールW杯アジア最終予選へ向けて、森保ジャパンに大きな弾みがつきそうだ。