U―24日本代表が東京五輪メンバー発表前最後の試合となるジャマイカ戦(豊田)で4―0と圧勝し、候補選手たちによる〝アピール祭り〟となった。
MF久保建英(20=ヘタフェ)が前半32分に左足シュートで先制すると、42分にはMF遠藤航(28=シュツットガルト)が追加点を挙げる。
後半に入ると途中出場のFW上田綺世(22=鹿島)が12分にゴールを奪い、激しいサバイバルが繰り広げられている1トップ争いで最後のアピールに成功。19分にはMF堂安律(22=ビーレフェルト)がダメ押しゴールを挙げた。
久保と堂安のエースコンビに加えて、オーバーエージ(OA)も得点した遠藤のほか、持ち前の守備で存在感を発揮。1トップを争う上田もきっちり結果を出して、まさに役者が揃い踏みの完勝だった。
最終テストを終え、いよいよ東京五輪に臨む18人のメンバーが絞り込まれる。