楽天・田中将大投手(32)が12日の阪神戦(楽天生命)に先発し7回109球を投げ5安打3失点だった。
ストレート、スライダー、スプリットのキレ、制球とも良かった田中将は4回二死まで完全投球を続けていたが、3番・マルテの判定からリズムを崩し四球、4番・大山に8号先制2ランを浴びた。
その裏、島内の10号ソロで1―2としてもらった田中将だが、今度は6回「5番・右翼」に入った怪物ルーキー・佐藤輝に内角スライダーをすくわれ16号ソロを浴びてしまう。これで今季、1試合2被弾は3度目となった。
日本球界復帰後最多の109球熱投も勝利には結びつかず、田中将は5月1日のロッテ戦(楽天生命)で2勝目を挙げて以降、6試合勝ち星から見放されている。