巨人の新助っ人、ジャスティン・スモーク内野手(34)の〝走塁術〟が、ZOZOマリンスタジアムをザワつかせた。
12日のロッテ戦は3回までに10得点を挙げて試合を優位に進める展開。そんな中でスタンドが「ええっ…?」などとどよめいたのが7回の攻撃。無死一、三塁で三塁走者だったスモークは、大城が放った高いバウンドの内野ゴロの間に本塁へ向かったが、スライディングしないままタッチアウトとなった。
スモークの走力を巡っては、以前に元木ヘッドコーチが「足遅せえんだよ」と苦笑交じりに語っていたが、そもそも出塁した右中間を深々と破る二塁打もタッチアウト寸前。次打者の中島が放った右前打も三遊間で立ち止まったまま打球を見届け、三塁に進むのがやっとだった。
交流戦で初めてスモークを目撃したロッテファンも驚きを隠せないようだった。