【U―24】U―24日本代表・横内監督が最終選考を終えたイレブンへメッセージ

横内監督は試合後、イレブンへメッセージを送った

五輪はあくまで通過点――。U―24日本代表の横内昭展監督(53)が、東京五輪メンバー発表前のラストマッチとなった12日の国際親善試合ジャマイカ戦(豊田)後、イレブンへ最後のメッセージを送った。

試合はMF久保建英(20=ヘタフェ)らのゴールで4―0で快勝。指揮官は本番の選手選考に向けて「骨格はある程度見えてきたが、スタッフ、(森保)監督も含めてもう一回見直しながら考えていきたい」。

今回の活動でオーバーエージ枠のDF吉田、DF酒井、MF遠藤の3人が最終ラインとボランチを固め、MF久保やMF堂安らが攻撃力を存分に発揮してく形が見えてきた。そんなチームに残れるのはわずか18人。今回は計29人が招集されており、11人が落選する。

運命のメンバー発表を前に、横内監督は試合後のロッカールームで「このメンバーから選考という作業が入り、五輪に選ばれる選手と選ばれない選手が出てくる。ただ我々はA代表候補の選手なので、今回選ばれなかったとしても、A代表はずっと続く代表なので、しっかりそこを目指してほしい。選ばれた選手は、そういった選手の思いも刻んで戦わないといけない」とイレブンに声をかけ、今後の奮起を促した。

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