【宮里藍 サントリーレディス】西村優菜4打差2位で最終日へ「チャンスはゼロではない」

西村優菜

国内女子ゴルフの「宮里藍 サントリーレディス」3日目(12日、兵庫・六甲国際GC=パー72)、西村優菜(20=スターツ)が6バーディー、2ボギーの68で回り、首位と4打差の通算12アンダーの2位で最終日を迎える。

2位からスタートして前半に4つ伸ばして追撃態勢に入ったが、後半はやや失速。12番パー5ではバンカー淵からの3打目を強いられてグリーン右のバンカーへ。これを寄せきれず、ボギー。18番パー4ではティーショットを左バンカーに入れてレイアップを選択し、5メートルのパーパットを決めれずボギーを叩いた。

西村は「前半はすごく良い流れでゴルフできたと思うし、全体的に悪くはなかったけど、後半少しショットが乱れたので、そこは調整しないといけないかなという感じです。パッティングのフィーリングはすごくよかったです」と振り返った。

最終日は通算16アンダーで単独首位に立ち、今年5勝をマークしている稲見萌寧(21=都築電気)と同組で優勝を争う。強敵が立ちはだかるが、5月の「ワールドレディスサロンパス杯」で国内メジャー初勝利を飾った西村は「スコアが伸びるコースなので、すごく大きな差だと思うけど、ポジティブに考えればビッグスコアが出る。チャンスはゼロではないと思ってます」と前向きに語った。

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