横浜Mの松永暫定監督「アタッキング・フットボールを継承」 初陣ルヴァン杯も「スタイル貫く」

ポステコグルー氏の後任として暫定的に指揮を執る横浜Mの松永アカデミーグループダイレクター

 J1横浜Mを退団したポステコグルー前監督の後任として、チームを暫定的に指揮する松永英機氏(58)が12日、練習後のオンライン取材に応じ、「アタッキング・フットボールを継承し、さらに良くしていく。選手、スタッフとしっかりコミュニケーションを取っていきたい」と意気込みを述べた。

 これまで甲府や岐阜で監督を務め、2019年に横浜Mのアカデミーダイレクターに就任。ポステコグルー氏のセルティック(スコットランド)移籍のため、12年ぶりにJクラブを指揮することになり、「このフットボールを大事にしたい思いがクラブにもある。現場に立つことの喜びもあるが、使命感を持ってやってやるぞ、という心境」と語った。

 13日のYBCルヴァン・カッププレーオフの札幌戦(午後5時・ニッパツ)が初陣となる。チームは9日の天皇杯で初戦敗退しており、「この試合は落とせない。これまでのプレースタイルを貫くことがポイントになる」と引き締めた。

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