父の日に花を贈ろう 長崎花き園芸農協 田上市長にPR

田上市長に県産の花をPRする後田組合長(左)ら=長崎市役所

 父の日(20日)にヒマワリなどを贈る習慣を広めようと、長崎花き園芸農業協同組合の後田博之組合長らが10日、長崎市役所に田上富久市長を訪ね、県産花きをPRした。新型コロナウイルス禍で冠婚葬祭の機会が減り、消費が落ち込んでいるとして「家庭に花を飾って」と呼び掛けた。
 後田組合長によると、県産花きの出荷量は新型コロナ流行前と大きく変わらないが、単価は時期によって1~3割程度下がったという。
 同組合は、ヒマワリやバラなどで作った花束とアレンジメントを田上市長に贈呈。後田会長は「飲食や冠婚葬祭が動かないと花き業界への影響が大きい。ワクチン接種をスピードアップして産業を動かして」と要望。田上市長は「ステイホームが続く中、家に花がある良さを感じてもらうチャンスになれば」と語った。

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