西武ニールが6回1失点好投も2勝目ならず「これだけ投げられたのは良かった」

ダイナミックなフォームを駆使し中日戦で好投したニール

西武ザック・ニール投手(32)が13日の中日戦(メットライフ)に5月20日のソフトバンク戦(同)以来の登板。6回86球を投げ5安打1失点にまとめ2勝目の権利を持って降板するも、2番手・宮川が堂上に2点適時二塁打を許し3―3の同点とされニールの勝利は消えた。

捕手・岡田とのコンビでゴロアウトの山を量産。失点は6回、大島の二ゴロの間の1失点のみで6回18アウトのうち13個をゴロアウトで稼ぐまさにニールの投球だった。

ニールは「(ゴロアウトが多かった)それだけでなく四球を出さなかったことも収穫だった。自分が思い描いていたような投球をすることができて計画通りだったよ。常に打者相手に有利なカウントで勝負できたということも良かった。久しぶりの登板だったけどこれだけ投げられたのは良かったね。今日に関しては球の質というよりもこのようにいい結果を出すことができたということに満足している」とこの日の6回1失点投球に満足感を示した。

しかし、7回のマウンドを継いだ2番手・宮川が2点リードを守れず先頭のビシエドに死球、続く福留を中前打で一、二塁とされ堂上に左中間を破られる2点適時二塁打を打たれニールの2勝目はならなかった。

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