阪神・スアレスが “球児超え” 球団新12試合連続セーブ 矢野監督も「全幅の信頼置いている」

球団記録を打ち立てた阪神・スアレス

阪神の守護神ロベルト・スアレス投手(30)が6―5と快勝した13日の楽天戦で、今季21セーブ目をマーク。球団新記録の登板12試合連続セーブを達成した。

近本の適時打で6―5と1点を勝ち越した直後の9回裏、スアレスは今季29試合目のマウンドへ。二死から田中貴に中前打を浴びたものの、後続の小深田を三直に仕留め、試合を完了。2008年に藤川球児(現球団スペシャルアドバイザー)が記録していた11登板連続試合セーブの球団記録を更新した。

5月13日の中日戦から続いた「12」試合の球団記録樹立にスアレスも「基本的には行ったところでイニングに集中するところだけ意識してますけど、ここまでいい成績が残せてよかった」と満面の笑み。矢野燿大監督(52)も「ウチの野球は『どうスアちゃんにつなぐか』だから。全幅の信頼を置いている。中身もしっかりした記録だと思う」と助っ人守護神の快投を称えていた。

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