【宮里藍 サントリーレディス】稲見萌寧は「72」と伸ばせず2位「〝魔球〟が出ました」

稲見萌寧

国内女子ゴルフの「宮里藍 サントリーレディス」最終日(13日、兵庫・六甲国際GC=パー72)、後続に4打差をつけ首位でスタートした稲見萌寧(21=都築電気)は72とスコアを伸ばせず、通算16アンダーの2位に終わった。

最終18番パー4、決めればプレーオフの可能性もあったバーディーパットは惜しくも右に外れた。「途中まで入ったと思った」という稲見はがっくりとその場に崩れ落ちた。

3日目までノーボギーだったが、本人はショットに不安を抱えながらのラウンド。「昨日もティーショットは曲がったりしていたんですけど、今日はアイアンの方がうまくいきませんでした」。

9番パー4では2打目をバンカーに打ち込み、今大会初めてのボギー。「自分でも分からない〝魔球〟が出ました。自分のミスなのか、ライのせいなのか…」と振り返った。

東京五輪の代表決定までは残り2試合。「五輪というより、前半戦があと2試合という感覚。全部優勝争いに絡めるように頑張りたいです」。この日の悔しさはすぐに晴らすつもりだ。

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