古市憲寿氏 浸透するワクチン接種に期待感も「過剰な同調圧力になってほしくない」

古市憲寿

社会学者の古市憲寿氏(36)が13日放送の「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)に出演。新型コロナウイルスのワクチン接種について言及した。

番組内では全日空でワクチンの職域接種が始まったことを紹介。企業や大学などで、ワクチン接種が開始されることで想定以上に早い接種が可能になったことに困惑する若者が取り上げられた。

古市氏はこれまでの接種の流れについて「思った以上に順調だなという印象。カウント方法にもよるが一日で80~100万接種を達成していて職域接種も始まる。接種が身近になることはいいこと」と率直な感想を吐露。

一方で「ワクチン接種が過剰な同調圧力になってほしくないと思っている。あくまで希望する人全員打てることが重要であって、打ちたくない人に打たせるのは違う」とコメント。

「打ちたい人が打てるという環境を整えることが順調に進んでいて、集団免疫の基準となる6~7割を達成できそうなので日本にとっては明るいニュース」と語る古市氏は「打つ人が増えていけば身近で副反応に関する情報が集まってくる。皆がワクチンを理解していくので、結果的に夏過ぎとか秋ごろにこの国の社会も正常化するのかなって期待が出てきた」と期待感を口にした。

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