巨人・原監督 7回の猛攻を評価「あと一歩及ばずということですね」

7回ニ死から、中島の右前打で巨人のニ走・岡本和(右)は同点生還を狙ったが…

終盤の執念も実らず…。巨人・原辰徳監督(62)が、4―5で敗れた13日のロッテ戦(ZOZOマリン)後、7回に打者一巡の猛攻を見せた打線を評価した。

5点を追う7回、二死満塁から亀井、岡本の2者連続四死球で2点を返すと、続くチャンスで坂本が復帰後初適時打となる右前打でさらに2点を追加。勢いそのままに中島も右前打を放ったが、二走・岡本の激走も空しく、右翼手・マーティンの好返球により本塁でタッチアウトとなった。

怒涛の追い上げも一歩及ばず、指揮官も悔しげな表情。「よく追い上げたんだけどね、4点。あそこで(後藤)コーチャーも回したし、当然我々も『行け』と思った。まあライトが非常にいいボールを投げたというところですね」と、マーティンの強肩に脱帽した。

「決勝戦の気持ちで集約したところはあるけどもね、あと一歩及ばずということですね」と原監督。交流戦最後の試合で意地を見せたが、悔しい敗戦となった。

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