エンゼルスが6連勝で貯金1 大谷翔平は代打で空振り三振

【エンゼルス10-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

5連勝中と好調のエンゼルスは序盤から打線がつながり、ダイヤモンドバックス先発のジョン・デュプランティエを2回途中6失点でノックアウト。10対3で快勝を収め、敵地での3連戦をスイープするとともに、今季初の6連勝で1ヶ月半ぶりの貯金生活に突入した。マイク・トラウトを故障で欠いているエンゼルスだが、先発投手陣の奮闘もあり、直近19試合で14勝5敗の快進撃。ジョー・マドン監督も「本当に先発投手陣のおかげだよ」と先発投手陣の奮闘を称えている。

2本塁打を含む13安打で10得点を奪ったエンゼルスだが、勝利の立役者となったのは先発のパトリック・サンドバルだ。メジャー初先発から19先発連続で白星がなく(メジャー初勝利はリリーフで記録したもの)、球団ワースト記録を更新していたが、この日は打線の援護に守られ、6回94球を投げて被安打4、奪三振4、与四球2、失点2の好投。今季初勝利(2敗)は先発としての初勝利にもなり、また、メジャー初安打を記録するオマケまで付いた。

エンゼルスの大谷翔平は前日に続いてベンチスタートとなり、8回表に投手の代打として登場。ダイヤモンドバックス4番手の右腕ケビン・ギンケルと対戦したが、フルカウントからの6球目、真ん中付近に入ったスライダーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。1打数0安打で今季の打率は.269、OPSは.961。なお、次回登板は日本時間6月18日から始まる本拠地でのタイガース4連戦の初戦に決定した(この試合はユーチューブで無料配信される予定)。

© MLB Advanced Media, LP.