【ゴルフ】全米女子OP制覇の笹生は「夢は世界1位」 会見中に「ご飯食べていいですか」

笹生優花

女子ゴルフのメジャー「全米女子オープン」で史上最年少優勝を果たした笹生優花(19=ICTSI)が13日(日本時間14日)、米カリフォルニア州にある焼肉レストラン前の駐車場に止めた車内からリモート会見を行った。

メジャー最古の歴史を持つ大会を制覇した笹生は、新たな目標について「ゴルフを始めたキッカケが世界(ランキング)1位になること。新しくなっていないですけど」とし「いつまでに? 自分は自分の時間で。急いでいないので、マイペースで頑張ってやっていきたい」とコメントした。

また、元世界ランキング1位の宮里藍さん(35)が笹生をたたえていたことに「そのニュースも見ました。自分がゴルフを始めたきっかけでもあったのが宮里藍さんで、宮里さんみたいなプロゴルファーになりたいという夢があった。尊敬する先輩のゴルファーで、そんなこと言われるとやっぱりうれしいです」と笑顔をのぞかせた。

また、夕食の時間帯だったためか、笹生は会見の途中に「ご飯食べながらでもいいですか」と要望。司会者からやんわりと断られたものの会見の最後にレストラン内で食事をする父正和さんらと合流する様子をオンラインで公開した。

笹生は次戦にメジャーの「全米女子プロ選手権」(24日開幕)に出場する予定。「また楽しいゴルフができるように、納得できるゴルフをしたいと思います」と話し、いつも通りに自然体で臨む構えだ。

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