泉房穂明石市長 ベスト・ファーザー賞in関西受賞も…家での序列はトイプードルの下

受賞を喜ぶ泉房穂明石市長(手前)

兵庫県・明石市の泉房穂市長(57)が14日、大阪市内のホテルで行われた「ベスト・ファーザー賞in関西」の発表・授賞式に出席し、同賞の「政治部門」を受賞した。

受賞の喜びを聞かれ「ありがとうございます。政治家をやってると怒られることばかりなので、めちゃくちゃうれしい」と破顔一笑の泉氏だが、泉家におけるパワーバランスは妻、娘、息子、ペットのトイプードル、泉氏の順だそう。妻に受賞を伝えようとしたところ「また、何やったん?」と言われ、子供からは「もらう人が違うんじゃないのか。暴言大賞と違うか」といじられたという。

泉氏といえば、過去に国道の拡幅工事を巡る土地買収交渉で「燃やしてまえ」と話したり、最近でも新型コロナウイルス対策で、大阪府の吉村洋文知事に「有害」と発言して撤回するなど〝舌禍〟が少なくない。

そんなこともあってか、理想の父親像を問われると「子供のためにしっかりやりたい。少なくとも迷惑をかけたらまずいと思っているので、口を慎みたいと思います」と頭をかいた。

主催者は泉氏の受賞理由を「『子どもを核としたまちづくり』を掲げ、妊婦・乳幼児全数面接、おむつ定期便、子供医療費無料化などの政策に取り組んだ。多忙な中でも毎朝1時間を子供と過ごす時間にあてる、家庭でも子供を核とした実践型ベスト・ファーザー」としている。

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