アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)がシンジケートローンを実行

アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)は3月31日付で締結していたシンジケートローンを15日実行したと発表した。

同社は3月29日開催の取締役会で、株式会社三井住友銀行および株式会社みずほ銀行をアレンジャー(幹事金融機関)とするシンジケートローンの組成による現行のつなぎ融資(株式会社ビバホーム取得に係る短期融資)の総額借換えを実施することを決議し、3月31日付で契約を締結していた。この度、参加金融機関が確定したことから実行に移した。

シンジケートローンとは企業の資金調達ニーズに対し、複数の金融機関が協調してシンジケート団を組成し、一つの融資契約書に基づき同一条件で融資を行う資金調達手法。

トランシェ(ローンなどをリスク別など特定の条件で分類したもの)Aの組成金額は500億円で、最終弁済期日は2031年6月16日。トランシェBの組成金額は280億円で、最終弁済期日は2022年6月15日となる。

参加金融機関は株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社第四北越銀行、株式会社りそな銀行で、担保は子会社株式となる。なお、これによる2022年2月期の連結業績に与える影響は軽微だという。

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