40年以上の歴史誇るルービックキューブ 最新作は障害を超えて遊べる〝究極形〟

共遊玩具部門で大賞に輝いた「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」

「ルービックキューブ」が究極進化! 「東京おもちゃ大賞2021」(日本玩具協会主催)が15日、東京国際フォーラムで開催され「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」が共遊玩具部門の大賞に輝いた。

「共遊玩具部門」は視覚、聴覚が不自由でも遊べるように配慮されているか、障害の有無を超えてコミュニケーションを促進する楽しさがあるか審査のポイント。

壇上で表彰されたメガハウス・トイ事業部担当者は「昨年40周年を迎え、より多くの方、目が不自由な方でも遊べるものとして開発してきました」と説明。「これからも、世界中のいろいろな方に遊んでいただける商品にしていきたい」と話した。

同商品の6色の各面はシールではなくプレート埋め込みの形状。ドットや丸、四角など直感的にわかりやすいモチーフで設計されている。息の長い商品とあって「6面完成なんて楽勝」というユーザーも多いはず。

商品展示コーナーの担当者は「体の前でやると見えてしまうので、体のうしろでやりますね」と触覚だけでの背面揃えを実演。「私の場合はプレートに何もない白をポイントにしています。上級者の方も新しい楽しみ方ができると思います」とアピールした。

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