圧巻の投球を披露した。広島ドラ1ルーキーの栗林良吏投手(24)が15日の西武戦(マツダ)で5―3の9回に登板。先頭の代打・柘植を見逃し三振、続く代打・メヒアと1番打者の金子を空振り三振で仕留め、12セーブ目を挙げた。
前回登板のオリックス戦で開幕からの無失点試合の記録が22でストップし、プロで初めて負け投手になった。ただ、この日は打者を圧倒。栗林は「前回は自分のミスでチームが負けてしまったので、今日は必ず勝とうと(思った)」とマウンドへ向かった。
3者連続三振の結果にも右腕は「0点というか、チームが勝てたのは良かった」と話し、今後に向けて「今回みたいにいい形で終えられれば、チームもいい方向に向かうと思う。9回というイニングを100%全力でいきたいと思う」と話した。