任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)で、立憲民主党神奈川県連が横浜市立大教授の山中竹春氏(48)の擁立を軸に最終調整に入ったことが15日、関係者への取材で分かった。
山中氏は臨床統計学が専門で、最近は新型コロナウイルス感染症に関する研究チームのリーダーを務めている。
関係者の話を総合すると、近く県連の三役会議を開いて山中氏擁立の方針を固めた上で、来週にも横浜選出議員による会議を開催し、擁立を決める見通し。
党県連幹部らが山中氏と面会して出馬の意向を確認したといい、市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)への反対とともに、新型コロナウイルス感染症対策を政策に盛り込めると判断した。