横浜DeNA田中健二朗が支配下復帰 三浦監督「ブルペン引っ張って」 1軍での起用示唆も

投手陣の練習を見守る三浦監督(右)=横須賀市の2軍施設「DOCK」

 横浜DeNAは15日、育成選手の田中健二朗投手(31)と支配下契約を結ぶことが決まったと発表した。背番号は「046」から「46」に戻る。同日、神奈川県横須賀市の2軍施設「DOCK」で行われた投手指名練習の視察に訪れた三浦大輔監督は「経験のある投手。ブルペン陣を引っ張ってもらえたら」とベテラン左腕の奮闘に期待を寄せた。

 田中健は2019年に左肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を行い、今季2軍で実戦復帰。チーム最多の21試合に登板し、防御率3.48。中継ぎとしてイニングまたぎも問題なくこなした。指揮官は、18日からの広島3連戦の帯同については言及を避けたが、1軍でも柔軟な起用を示唆する。

 また、国吉との交換トレードでロッテから加入した有吉は2軍戦で先発調整させる見通し。ベイスターズを離れる国吉には14日に電話で「一緒にやれなくなったのは残念だけど、求められて行くわけだから頑張れ」と伝えたことを明かした。

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