長崎県内高齢者 1回目接種43.9% 医療従事者ら、副反応疑い8人

 長崎県は15日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、65歳以上の高齢者と医療従事者の13日時点の進捗(しんちょく)状況を公表した。高齢者は県全体で43.9%が1回目の接種を終え、接種数は19万581回。1週間で6万4133件増え、接種率は14.7ポイント上がった。
 接種数は県が独自に市町に聞き取ったため、国の公表分と異なる。市町によっては高齢者施設の従事者らを含む場合がある。
 一方、医療従事者向け優先接種は1回目が99.8%、2回目は86.5%。長崎と佐世保・県北医療圏を除く6医療圏では1回目の接種が全て終了した。
 また13日までの1週間でワクチン接種後に副反応の疑いがあったのは20代~50代の男女計8人。うち入院したのは20代~40代の女性4人。吐き気やせきなどの症状があったが、いずれも翌日に回復し退院した。

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