EUROグループF第1戦が15日に開催され、フランスとドイツの強豪国対決が実現した。
“死の組”グループFで勃発した大会屈指のビッグマッチ。緊張感のある一戦はワールドカップ王者フランスが先に仕掛ける。20分にポール・ポグバがペナルティエリア内に浮き球のパスを送ると、走り込んだリュカ・エルナンデズがクロスを供給。マッツ・フンメルスのOGを誘発し、フランスが貴重な先制点を挙げて試合を折り返す。
【EURO展望:グループF】王者が同居する“死の組” 優勝筆頭候補のフランスが優位か
得点後は押し込まれる場面が続いたフランスは、後半に入り再びチャンスを創出。開始早々にアドリアン・ラビオのシュートがポストに直撃すると、66分ごろにはキリアン・エムバペが技ありショットでネットを揺らす。しかし直前にオフサイドがあったとして追加点とはならない。終盤にもノーゴール判定に泣いたフランスだったものの、1-0ドイツに完封勝利を収めた。