侍選出の巨人・菅野は宿敵・韓国との対戦へ意欲「国際大会に強いイメージ」

五輪への意欲を語った巨人・菅野

「打倒韓国」だ。東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」に選出された巨人の菅野智之投手(31)が16日に、五輪への意欲を語った。

この日ジャイアンツ球場で行われた練習後に取材に応じた菅野。「日の丸」を背負うメンバーに選ばれたことに対して「本当にうれしいです。(東京五輪へは)特別な思いがありますし、一つの目標でもあったので、身が引き締まる思いです」と、率直な心境を明かした。

まだ全参加国や対戦相手は決まっていないものの、日本にとって“永遠の宿敵国”との対戦には、右腕も闘志を燃やす。「(対戦したい国は)やっぱりでも、韓国ですね。韓国は国際大会に強いイメージがありますし、いい試合をしているイメージがある。どこが出るかはまだ決まっていないところもあると思うので、まずはそこまでのシーズンに集中して戦っていきたい」。

昨オフにはメジャー挑戦も残留を決めた菅野にとって、東京五輪は一つの大きな目標でもあった。「今年はまだまだチームに貢献できていない。まあ、残ると決めてから、一つの目標でもあったのでうれしいです」。今季はここまで本調子を発揮できていないが、球界を代表する大投手として、大舞台での本領発揮を目指す。

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