ヒカルが利用宣言した仮想通貨取引所は金融庁から警告を受けた業者だった ネット上で心配する声

仮想通貨始めると宣言したヒカルだが…

ユーチューバーのヒカル(30)が自身のツイッターで、金融庁から警告を受けている仮想通貨(暗号資産)取引所の利用を宣言したため、ネット民から心配する声が上がっている。

事の発端は、青汁王子こと実業家の三崎優太氏が14日に公開したユーチューブ動画だった。

先月25日に誕生日を迎えたヒカルのため、三崎氏は1ビットコイン(撮影当時427万円相当)をプレゼント。

ただ、仮想通貨を贈るには口座を持つ必要があるため、同氏のススメで、ヒカルはシンガポールの仮想通貨取引所「Bybit(バイビット)」の口座を開設した。

ヒカルはその日のツイートで「誕生日に色々なことをしてもらったりたくさん高いもの頂いたりしましたが、その中でもこんなプレンゼントがあるのか!と思ったのが青汁王子からの仮想通貨でした。1ビット貰って『たったの1か』と内心思ったら400万円相当の価値があってびっくりしました」と驚いた様子。

続けて「これから僕もbybitで仮想通貨はじめてみます」と宣言してみせた。

ところが、だ。

金融庁は先月28日、無登録で暗号資産登録業を行っていたとして「Bybit Fintech Limited」に警告を発していたことが判明。

そのためネット上では「ヤバそう」「問題が起きなければいいが」「ヒカル、大丈夫かな」と心配する声が上がっている。

「Bybit Fintech Limited」は2018年に設立された仮想通貨デリバティブ取引所。FXに特化しているのが特徴で、公式サイトによると「多数の暗号資産ペアを最大100倍のレバレッジで安心・安全に取引できる」としている。

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