「義理と人情」やり尽くした!? Vシネの帝王・哀川翔が“ニュー・哀川”に転身!

ウサギと戯れる哀川翔

コワモテが板についたのもいまや昔の話だ。俳優・哀川翔(60)が還暦を迎え、すっかり“キャラ変”したと話題になっている。

かつてはVシネマで主役を張っていた哀川が、まさかウサギになるとは誰が想像しただろうか。映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」(25日公開)でウサギのバーナバス役の声を担当した哀川が16日、イベントに登場。「声優、初めてだったんだけど、悪役だったんでね(慣れていた)」と自らのイメージをネタにして会場を沸かせたが、最近の哀川は全くと言っていいほどワルっぽいことから距離を置いている。

仕事のペースも意識的にセーブし、コワモテ俳優とは違った“別の顔”をテレビ番組などで披露している。

「有名なのはカブトムシの飼育です。それにとどまらず、とにかく哀川さんは多趣味。ハワイが大好きで、数年前にはハワイ本も出版した。いまではすっかり“コワモテ役者”のイメージは和らぎましたね」(芸能関係者)

さらにユーチューブにチャンネルも開設し、釣りや料理動画などを積極的に配信している。かつて“Vシネマの帝王”と呼ばれていたことが、信じられないほどの変わりようだ。
同じ映画で声優を務め、この日のイベントにも出席したカジサックことキングコング・梶原雄太とは、宣伝の一環でユーチューブでコラボ。その中で「義理と人情(任侠映画)は、もうやったから」と、やり切ったと明かしていた。

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