キンコン西野亮廣のとにかくすごい人たらし力

人の心をがっちりつかむ西野

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(40)が16日、都内で行われたNFTマーケットプレイス「Adam by GMO」記者発表会に出席。1月に突然、吉本興業との契約が終了となったが、その“人たらし力”は今でも健在で、サポートしてくれる人は絶えないようだ。

NFTとは非代替性トークンの略で、ブロックチェーン技術を活用し、デジタルコンテンツの所有権などを証明、2次流通以降の収益を得られる仕組みのこと。

絵本「えんとつ町のプペル」の作家として知られる西野は「ネットは便利だがコピーされる。いたちごっこ」「出版業界で言うと、転売されると誰が誰に売ったのか、わからない。電子書籍を管理して、転売する時に、出版社に手数料が入るようにしたらいい」と自身の考えを語った。

会見では、同社の事業に賛同する幻冬舎の見城徹社長やAKB48グループのプロデューサー・秋元康氏ら名だたる著名人のコメントも読み上げられた。見城氏のコメントでは、西野を含むクリエーターのNFTを同社の市場で売り出す準備があることにも言及している。

「西野は大物の懐に飛び込むのが得意。事実上、ケンカ別れという形になった吉本だが、大﨑洋会長とはプライベートで食事に行く仲でした。吉本退社後も、大物スポンサーが味方となって仕事をしている。西野の才能の一つとして、“人たらし力”がとにかくすごい」と芸能プロ関係者。

吉本在籍時から独自路線を突き進み、大成功を収めてきた。それはフリーになってからも変わらない。それもこれも西野をサポートする人たちの力が大きいようだ。

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