広島・クロン抹消の〝あちゃー〟な真相…首脳陣の打撃フォーム改造を拒否していた!

登録抹消されていた広島・クロン

【デスクと記者のナイショ話】

デスク 広島はボロボロだな。

遊軍記者 交流戦は3勝12敗5分けで最下位。セ・リーグでもドベですからね。交流戦では先発投手に一つも勝ち星がつかない史上初の屈辱を味わったうえ、チーム打率もいつの間にかリーグ5位。16日には正捕手の会沢が左足のコンディション不良で離脱するなど踏んだり蹴ったりです。

デスク それにしても打てないのは痛いよな。気がついたら一発長打を期待できるクロンも出場選手登録を抹消されていた。ケガでもしたんか?

記者 佐々岡監督によれば技術の問題のようです。クロンには「しっかり技術面を磨いてくれ」と言ったそうです。

デスク 毎度毎度、外角低めの変化球にバットが空を切るというパターンだったもんな。首脳陣の指導力にも問題があったんじゃないのか?

記者 そうとは言い切れません。5月中旬に一度、監督を含めた首脳陣で「打撃フォームを変えてみたらどうか?」って話をクロンにしたそうなんです。本人にその気があるなら、ある程度は我慢する考えもあったようなんですが…。

デスク 実際は、そうならなかった。

記者 はい。なんでもクロンが「自分のやってきた打撃フォームを変えて、うまくいかなかった時に後悔したくない」と拒否したそうで。

デスク あちゃー。

記者 首脳陣も無理強いはできませんからね。だったら成績で判断すると伝えたら、クロンも納得していたみたいです。

デスク もったいないなあ。ちょっと考え方を柔軟にすることで、ジャパニーズドリームをつかめる可能性だってあるのに。

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