月間通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる月間「スカパー! サヨナラ賞」の5月度受賞者が発表され、巨人の岡本和真内野手(24)が受賞した。
岡本は5月9日のヤクルト戦(東京ドーム)で、1点ビハインドの9回一死一、二塁の場面で、石山からプロ初となるサヨナラ本塁打を放ち、劇的勝利を演出。当日は母の日だったこともあり、お立ち台で語った「本当に丈夫な体に産んでくれて感謝しきれないです。ありがとうございます」との母親への感謝のメッセージも話題を呼んだ。
改めて殊勲打の感想を聞かれた主砲は「自分自身サヨナラヒットもホームランも打ったことがなかったので、初めて打てたというのはすごい嬉しかったですし、月間サヨナラ賞をいただけると思ってなかったので、すごく嬉しいです」と、喜びのコメント。
サヨナラ打もプロ入り後初だったこともあり「初めてのサヨナラだったんで、ホームインする前はどういう風にベースを踏めばいいのかなというのは迷いました。『ナイスバッティング!』というのをみんな言ってくれて。いつもサヨナラを打った人を迎える側だったので、すごい嬉しかったですね」と、当時の率直な心境を明かした。
首位奪取に向けて、今後も主砲の活躍から目が離せない。