新潟県糸魚川市の私立ひまわり保育園でRSウイルスが発生、園児10人が発症

新潟県糸魚川市は18日、私立ひまわり保育園(園児数16人)で、RSウイルスが発生したと発表した。18日現在、園児10人が発症(風邪症状含む)しており、19日から21日まで登園を自粛する。

糸魚川市では10日にも糸魚川市立寺地保育園(園児数29名)で園児15人のRSウイルス感染症の発生があり、11日から13日まで登園を自粛した事例があった。

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症。ヒトが生涯にわたって何度も感染を繰り返すウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされている。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきたが、最近は夏季より流行が始まる傾向になりつつある。

糸魚川市こども課こども支援室子育て支援係は「ニュースなどを見ると全国的に流行しているようだ。予防策は手洗いやうがいのほか、食器やコップの共有を避けることなどが挙げられる」と話している。

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